Cubaseプロジェクトで設定したエディタの内容をINTEGRA-7実機へ再同期する方法の説明です(メモとして残しておくための記事です)。
Cubase9Elementsを使っていたのだけど、トラック数とかそろそろ窮屈になってきたような気もしないでもないのでCubaseArtistにアップグレードしよう!そうだせっかくなのでCubase9からCubase12にもしちゃう!っていうのが前段です。
で、今回のアップグレード、アップデートにてINTEGRA-7との同期の挙動が変わってしまって悩んだので(たぶんアップグレードではなくアップデートによる影響かな)覚書にしておきます。それ以外はいまのところ問題なさそう。
現象
端的に言うと、Integra-7 Editor ver2をプラグインとして組み込んでいるプロジェクトの起動時にINTEGRA-7 Editorがctrlを外してしまうという現象。ctrlが外れているので、プロジェクトに保存されている設定がINTEGRA-7へ反映されません。
赤枠にある通りPART1の音色が不一致のままになって起動しています。
UTILITYのDEVICEを確認してみると・・・
このようなエラーが出てきてしまいます。
でCTRLの設定は空に。
設定しなおします。
再設定できたのはまあそれで良いのですが、プロジェクトはすでに起動済み。
つまりプロジェクトでコネコネ設定したINTEGRA-7の各種設定が実機に反映されていない状態という事(保存してプロジェクト起動しなおしても同じ状態で起動するのです)。
再同期方法
で、以下は再同期の方法です。
何のことはない、ちゃんと再同期機能は用意されています。ちょっと分かりづらいけど。
エディタ右上にあるプルダウンを押すとメニューの中に「INTEGRA ctrl 設定をコピー」というのがあるので選択。選択しても何も起きないように見えますが(たぶんPCのメモリ上に展開された状態)以下の操作が可能となります。
「INTEGRA ctrl 設定を貼り付け」が選べるようになるので、選択すると・・・
同期が開始されました。
これでとりあえず問題なく使用できるようになりました。プロジェクト立ち上げた時に毎回エディタのctrl設定と同期をしないといけないのはちょっと手数増えるけど。
しかしなんでコピーと貼り付けに分かれてるんだろう・・・。
このエディタのプルダウンエリアはCubaseがプラグイン共通の機能を提供する場所なのからか、エディタのマニュアルにもこの辺の機能の記載は無いようです。
以上ですなり。